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強制解雇された場合はどのように対応したらよいですか?

いくつかの対処手段が存在します。

強制解雇されてしまった場合には、

  • 労働者が雇用主に対して「解雇の無効」を主張する
  • 雇用主に対して損害賠償と慰謝料を請求する

これら2つの行動を行う事で対応する形となります。

労働者が雇用主から不当解雇された場合には、多くの場合では労働者が雇用主に対して不当解雇を主張すると同時に、不当解雇をされた事に対して損害賠償である慰謝料を請求するケースが多いです。

不当解雇された場合に雇用主が即座に解雇した労働者に対して損害賠償としての慰謝料を払うケースは稀で、多くの場合でじっくりと時間をかけて労働者と雇用主が話し合いから和解もしくは決裂、または訴訟になり裁判で争う形となります。

上記の様に、労働者が雇用主によって不当解雇されてしまった場合、往々にして話し合いや裁判は長引く傾向にある事から、雇用主との話し合いや裁判について弁護士を労働者側で依頼して弁護士が雇用主と話し合いや裁判を行うケースも多いです。

会社に不当解雇されてしまった場合

労働者が雇用主に不当解雇されてしまった場合に対応する方法としては、

  • 不当解雇をされた労働者自身が出向いて労働基準監督署に相談する
  • 不当解雇をされた労働者自身が都道府県の労働局にあっせんの申請を行う
    労働局のあっせんとは、雇用主と不当解雇された労働者の間に労働局の担当者が入って行われる話し合いの事です。
  • 不当解雇をされた労働者自身が出向いて労働組合に相談する
  • 労働問題に詳しいまたは強い弁護士に相談する
  • 不当解雇をされた労働者自身、または労働者が依頼した弁護士が代理人となって労働審判を申し立てる
  • 不当解雇をされた労働者、または労働者が依頼した弁護士が代理人となって雇用主に対して訴えを起こして訴訟をする

これらの対応策が不当解雇をされた場合には存在しています。

勿論、上記全ての対応策を行う必要はありませんので、自分のケースに合った対応策を選択される事をおすすめします。